対症療法の落とし穴
対症療法は、病気の根本原因ではなく、その症状を和らげる治療法です。
具体的には、痛みや不快感に対して湿布や薬、マッサージ、電気療法などを行います。
急性的な問題だけでなく、数ヶ月や数年にわたって続く慢性的な症状にも対症療法が適用されます。
しかし、長期にわたる症状に対する対症療法の落とし穴について考えてみましょう。
例えば、頭痛や肩こり、腰痛などの慢性的な症状を抱える方は、「痛みの原因はこの部分にある」と思い込んでしまい、その部位を重点的に治療したがる傾向があります。
私は現代の多くの治療方法が対症療法に依存していると感じています。そして多くの人々がこれが唯一の正しい方法だと信じているのです。
医療機関やマッサージ、整体院なども同様です。
多くの患者さんが自分の症状を取り除くために、
「この筋肉をほぐしてほしい」「痛みの原因部位を診てほしい」「症状に効く薬を出してほしい」
と希望します。
しかし、これらはすべて「思い込み」に過ぎません。
多くの場合、症状の緩和や改善の報告はあまり聞かれません。むしろ、治らない人や「長年通っても何も変わらない」と感じる人が多いのです。
その理由は何でしょうか?
それは痛みや不快感の本当の原因が明確にされていないからです。なぜその症状が現れるのか、それがなかなか改善しないのかが分かっていないのです。
「原因不明」と言われ、「一生このまま付き合っていくしかない」と言われることもあります。
対症療法ばかりに頼る限り、完全に治癒することは難しくなります。
もし本当の原因に向き合ってみたいと思われたら、ぜひ五色整体院の気功や催眠セッションをお試しください。お気軽にご相談ください。