叶えたいのに、叶わない
その“優しさ”に気づけたときから
叶わない現実を前に、
「やっぱり私なんて」
「どうせ無理に決まってる」
と、自分を責めてしまう時があります。
でも、その裏側には
「叶えたい」と願い続けてきた、あなたの強さと優しさが確かに存在しています。
誰にも頼らず、
一人きりでここまで歩いてきたあなたは、
もう十分すぎるほど頑張ってきたはず。
叶わないのではなく、
“今はまだ、休むときだった”
そんな視点で世界を見たとき、
あなたの内側で何かが、ふっとほどけはじめるかもしれません。

感情は願いの“道しるべ”になる
思考で願いを立てるよりも前に、
“感情”はいつも本当の方向を知っています。
“悲しみ” が教えてくれること。
“怒り” が守ろうとしてくれているもの。
“不安” が引き返そうとしている理由。
感情を無視してポジティブであろうとすると、願いの根っこはどこまでも不安定になっていきます。
でも、もしあなたが
「言葉にできない気持ち」を
ただ感じてあげることができたら———
それだけで、
あなたのエネルギーは静かに整い、
叶えるための“通路”が開かれはじめるのです。

変えようとしないほど、変わっていく
『変わりたい、変えたい、もっと良くしたい。』
そう思えば思うほど、
「今の自分じゃダメだ」という前提が強化されてしまいます。
けれど本当は、
変わらなくても、あなたは愛されていい。
何も成し遂げなくても、価値がある。
その安心感に触れたとき、
“変わる必要のない私”から、
“自然に変わっていく私” へと、流れが変わっていきます。
叶えたいなら、「がんばる前に、ほどいてみる」
あなたの願いは、努力の先にあるのではなく、力が抜けたその奥にあるのかもしれません。
*ノートもアファメーションも、いったん閉じて
*正しさもポジティブさも、ちょっと脇に置いて
*「今ここ」に感じている気持ちと、ただ一緒にいる
そんな静かな時間が、
願いを叶える“本当のスイッチ”を入れてくれるのです。

今、あなたのままで、すでに整っている
叶う準備は整っています。
整えるのではなく、すでに整っていたことに気づくだけ。
行き詰まりのように感じた今が、
実は、「自然に叶える私」が目覚め始めるサインだったとしたら。
その続きを、
あなたの内側にある静けさと共に、歩き出しませんか?